家庭教師の長所と短所

さて、これから、家庭教師の基礎知識についてしっかりと書いていこうと思うのですが、家庭教師を頼む前に、まずは家庭教師の長所と短所を知って下さいね。

うえちゃんが、長年、生徒や保護者とふれ合ってきてとても感じるのが、「なんとなく」家庭教師や塾を選んでいる人がとても多いって言うこと。世の中に、子供の勉強を教えてもらう手段も場所もたくさんあります。成績が上がらないからと言って、とりあえず「塾に入れよう」「家庭教師をつけよう」って発想になってしまうのはわかるんですが、塾には塾の、家庭教師には家庭教師の特徴があります。

家庭教師も万能ではないので、家庭教師の長所・短所を的確にとらえて、自分の子供に合っているのかどうか、親としてしっかりと判断をしてあげて下さいね。

家庭教師の長所(1) 授業の密度が濃い

普通の塾では、一人の先生が複数人の生徒を同時に教えますので、わらかない事があっても、中々質問がしづらいものです。そして、生徒から質問できないために、先生が生徒の弱点の把握しづらいものです。
そのため、授業についていけない子は、自分の弱点がわからないまま
どんどん取り残されてしまうこともあります。

しかし、家庭教師なら、(少なくともその時間中は)先生は、一人の子供のことだけ見てくれます。そのため、わからないことがあったらすぐに教えてくれますし、先生の方から生徒の弱点の見つけたり、解き方を直したりということが、あっという間に出来てしまいます。しかも、子供が理解するペースに合わせて、子供の理解しやすい言葉で教えてくれるわけです。

一言で言えば、「授業の密度が濃い」、それこそが家庭教師の最大の利点ですね。

家庭教師の長所(2) 生徒管理が行き届くこと

塾などでは、行き返りに、友達と連れ立って遊ぶのが楽しくなってきます。悪い交友関係の中で、生活を乱す可能性もありますね。友達と遊んでいて塾に遅刻したり、塾の帰りに買い食いなどして中々家に帰ってこなかったり・・・、うえちゃんの塾にも、そういう生徒います(汗)。ただ、小学校の高学年にもなると、親の方も、この辺りまで子供の管理をするのは難しいものです。

家庭教師であれば子供は在宅のまま先生に来てもらうわけですから、友達から悪い影響を受けやすい子は、先生に来てもらう家庭教師が向いているのではないでしょうか。

また、芯が弱く、すぐに塾を休んでしまう子どもも、家庭教師が向いています。塾だと、1回休むと、次から話が分からずにおいて行かれる可能性もありますが、家庭教師ならその可能性はゼロになるので、学習の進度をしっかり管理することができて、親としても安心できます。

家庭教師の短所(1) コストの高さ

家庭教師の短所としては、まずあげられるのは「コスト」が高いことですね。

例えば、社会人を1時間程度(実際には授業準備などで倍の時間がかかります)拘束することになると、1時間あたり5,000円の費用は覚悟しなければなりません。集団指導の塾と比べたら確かに高いです。

ただ、この「授業料の高さ」はけっして法外なわけではないのです。実際に、その家庭教師が受け取る金額はせいぜい3,000円程度となりますが、これを毎日4時間(準備含めて8時間)やって、日給が12,000円、20日働いても24万円です。

正直、この金額では家族を養うことはできません。つまり、これ以上安い金額で依頼を受けていたら、生業として「家庭教師」をやっていくことは不可能なわけです。これより安く依頼できる・・・となると学生の家庭教師になりますね。

塾と家庭教師を比べると、次のように考えることも出来ます。

一般に個別指導塾の授業料は、1時間2,500円ですが、先生1人に生徒が3人程度です。ですから、人数が3分の1になる家庭教師は、集約度が3倍程度上になります。つまり、家庭教師は個別指導塾と比べると、料金が3倍でも、集約度も3倍になるということです。金額自体を考えれば高くも見えますが、費用対効果で言えば、大して変わりはありません。

確かに純粋な費用で考えれば、家庭教師は高くなりますが、その分効果も高くなるということですね。

家庭教師の短所(2) 子供の勉強スタイルがワガママになる

これ、結構大きいです。塾で集団授業を受けていれば、もちろん分からなくならないように、他の人のペースに合わせて一生懸命ついていこうとするし、後で質問しに行くのが嫌なら、「何とか先生の言っていることを理解しよう」って思って頑張ろうとします。つまり、子供が塾に合わせようとします。

ところが家庭教師の場合は、先生が生徒に合わせてくれます。先生の方から生徒の弱点を探そうと頑張りますし、分からない時はいつでも質問できます。もし先生の言っていることを聞きもらしても、もう一回聞けば問題ないわけです。

これって、まさに至れり、尽くせりの世界ですよね。これになれてしまうと、生徒の学習スタイルが「わがまま」になる可能性があります。「いつでも聞ける」「何でも教えてくれる」は便利な反面、子供を甘やしかねないです。

もちろん、ここは先生の指導力次第で回避できるところなのですが、では、家庭教師の指導力ってどうやって見抜いたら良いのか?

次の記事ではそちらの解説をしていきます。

 次へ(家庭教師の指導力について)


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